助六

助六にゆかりの雲の紫を弥陀の利剣で鬼は外なり」
団洲の助六の歌碑です。
九世市川団十郎が自作の歌を揮亳したもの。「団洲」は団十郎の雅名です。
花川戸公園内にあります。

助六とは、歌舞伎十八番の一つで「助六由縁江戸桜」の通称。成田屋團十郎の屋号)のお家芸です。上演すれば、必ず、大入りの演目です。

初演は、 正徳3年(1713)4月 で侠客の花川戸の助六と愛人の花魁
揚巻が主人公です。

ちなみに、助六寿司は、「揚げ(いなり寿司)」「巻き(巻き寿司)」という助六の愛人の花魁の名前にひっかけています。